こんばんは。
仕事帰りにトンボが飛んでいました。ハッとしてよく見ると、赤とんぼでした。
秋は近づいているんだなあとしみじみ感じたレティス(ゲーム名)こと水晶納言です。
さて、MMORPGの思い出話のネタです。
今回は良い話です。
まずAIONを始めたときのこと
まだポエタでうろうろしていたときのこと。
やっとゲームに誘ってくれた友人に会うことが出来、レギオンに勧誘されたとき、1本の剣を渡されました。
友「しばらくはそれで十分戦えるでしょう」
私「これ、私がいらなくなったらどうしたらいいの?」
友「俺が今したように、次の新しいメンバーに渡してやってくれ」
そうやって受け継いでいくようにしてるんだ、と友人は言いました。
結局、私が一番レベリングが遅かったので、その剣を次の人に渡すことなく、レギオン倉庫に入ったままなんですけどね・・・
でも、レギオン倉庫を開けて、その剣を見るたび、スタートしたときのことを思い出しました。
今もまだ残っているのかなあ。
リネージュ2で出会った英雄さんの言葉
そして、リネ2。
キャンペーンを行っていたサーバーへ新しくキャラを作って遊んでいたことがあります。
和気藹々とした、非常に平和なサーバー。
血盟も入れてもらい、順調にレベリングをし、覚醒まで行けた時のこと。
レイドPTの主催をされていて、良く一緒になったキャラの人から装備を渡されました。
その人は「英雄」なんですが、非常に気さくで、初心者の支援もしてるとか。
キャラも武士っぽくてすごくかっこいいヒューマンでした。
でも、さすがに装備をもらうのは、気が引けました。
丁重に断ると、
「遠慮しなくていいよ。ただ人助けしたいだけなんだから、俺は」
まあ、助かるし・・・もらっておいていいか・・・
「ありがとうございます。このご恩は必ず返します」
と私は御礼を言いました。
すると、英雄さんは
「恩返しする相手は俺じゃない。
俺が君にしたのと同じように、次のプレイヤーを助けることで返してくれ。
恩ってのはそうやって繋げていくもんだ」
何か、目から鱗でした。
上手く言えないけど、そうやって人の優しさを受け継いでいけたら嬉しいな。
親切にされたり、助けられたりしたことを、次は自分がしてあげられるようになれば・・・
これこそ、MMORPGの良さであり、またこれを現実世界でも実践できれば、と。
いろんなことがありすぎて、こういう思い出が埋もれてしまっていたことが、少し悲しく思えましたが、また改めて思い出したことで、一歩踏み出せればいいなと。
また、いつかどこかで、いろんなところで受けた恩を返していける自分でありたいです。
上手く言葉で書き綴れませんが、伝わるものがあれば嬉しいです。